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介護・福祉

2024.07.04

認知症のスペシャリストへ~Part2~

  • 高齢者住宅
認知症のスペシャリストへ~Part2~

皆さんこんにちは。コンサルタントの橋本です。
大阪も梅雨入りをしてパッとしない天気が続いております。
さて前回に続き、私からは認知症について少しお話させていただきます。

認知症とは

いろいろな認知症があることは、ご存知かと思います。
アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レピー小体型認知症、前頭側頭型認知症と大きく4つに分類されます。
前回アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症について簡単にお話させていただきましたので、
今回はレピー小体型認知症・前頭側頭型認知症についてお話させていただきます。

まずレピー小体型認知症は、幻覚症状が特徴としてあげられます。
特に幻視の症例が多く「部屋の隅に虫がいる」「○○さんがいる」など、その場にいない物や人が見えたりすることがあります。
またパーキンソン症状が起こることが多いともされています。

前頭側頭型認知症は、人格変化や行動障害、運動障害などが特徴としてあげられます。
抑制が効かなくなったり、同じことを繰り返したり、相手の発言をオウム返しするような症状が起こることが多いとされています。

中核症状と周辺症状とは

認知症で、脳の細胞が死ぬ、脳の働きが低下することによって直接的に起こる記憶障害、見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能障害、言語障害(失語)、失行・失認機能の障害を中核障害といいます。

本人が元々持っている性格や環境、人間関係などいろいろな要因が絡み合って、うつ状態や妄想のような精神症状や、日常生活への適応が困難になってくる行動を周辺症状といいます。
そんな中で今回は見当識障害にスポットを当てていきます。

見当識障害

時間や場所、人の判断がつかなくなっていく障害です。
普段行き慣れたところで迷子になったり、季節がわからなくなってしまって適切な身だしなみができなくなったり、時間がわからず夜中に電話をかけてしまったり、家族の顔を忘れてしまう場合があります。

スペシャリストへ

見当識障害についてご理解いただけたかと思います。
考えていただきたいことは、その方が一番不安な状態にあるということです。
皆さんは迷子になった経験はあるでしょうか?
私は子供の頃に迷子になったことがあって、とても不安で泣いてしまいました。
大人になっても同じ気持ちになると思います。
それと同時に大人なのに、恥ずかしいというプライドもあります。

では実際にそのような場面に直面した時などどのようにするべきか。
まずは怒らずにその方の気持ちに寄り添うことが大切です。
感情的になってしまう場面もあるかとは思いますが、ゆっくりとその方の話を聞いて一緒に解決していく方法を考えましょう。
時間や日付がわかりにくい場合は見えやすい位置に時計を設置する、カーテンを開ける、カレンダーに予定を書き込む、顔を忘れてしまいそうなときは昔の写真を一緒に見ながら昔の話をしてみたりするなど。

お話させていただいたことは認知症についてのほんの一部分です。
認知症に関しては、両親だったり、友達だったりと客観視しにくい状況もあるかと思います。
しかしその方が1番不安で困っているということを念頭において関わっていくことを忘れないでいただければと思います。
ではまたお会いできることを楽しみにしております。

橋本 祐輔

このコラムを書いたコンサルタント

橋本 祐輔

社会福祉法人にて一般介護職員、生活相談員の実績を積み、介護付き有料老人ホームにて主任に従事。入居者相談、職員管理、指導、請求事務と幅広い業務を経験したことを強みに、多面的な視点からのコンサルティングを実現できるように邁進中。

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