高齢者住宅
2023.09.06
高齢者向け住宅の事業 立地選びが重要な理由

高齢者向けの住宅を事業として成功させるには、土地の選定も重要な要素です。
私たちは、地域包括ケアシステム構築支援としての高齢者向け住宅の立ち上げに際し、土地探しのご支援もしております。
指定の用途地域や面積などの条件はありますが、高齢者向けの住宅を事業として成功させるために、大事にしたいポイントとは何でしょうか。
<大事にしたいポイント>
結論からいいますと、一番大事にしたいポイントは「立地」です。良い立地とは、どういう立地でしょうか。「交通手段に便利だから駅前が良い!」という訳ではありません。
例えば、スーパーやコインランドリーがある幹線道路沿い、そこから奥に一つ道路を入った、わかりやすい場所など地域の方が普段の買い物で通るような立地を選んでいます。では、なぜ立地が大事なのでしょうか。今回はその理由を2点お伝えします。
1.集客のため
入居を決めるのは、高齢者ご本人ではなく、そのご家族である娘様や、息子のお嫁様など、女性であるケースが多いです。日本では女性がスーパーや生活必需品等の施設を利用するケースが多く、普段利用するエリアに住宅を作ることで集客に繋がります。今までご自宅で暮らしていた高齢者の方が、他の住宅に移る際は、抵抗がある方がいらっしゃいます。 例えば娘様が普段お買い物にいく場所の近くだと、「買い物のついでにまた来るからね」とお伝えができるため、娘様からも提案しやすく 、高齢者の方にも安心していただきやすいです。 建築する高齢者向けの住宅も、外観は福祉施設とは異なり、普通のアパートのようなデザインをご提案しています。 また、住宅そのものが看板となるため、人の目につきやすい立地は宣伝効果があります。
2.採用のため
介護スタッフを募集するためにも、立地は大事なポイントです。
介護スタッフは約7割が女性です。男性より女性の方が、短い通勤時間を希望する傾向があり(※1※2)、
普段の買い物ついでに寄るような、自宅近くの立地だと、求人の応募も増えます。
また、スタッフが住宅の場所を聞かれた際に分かりやすい立地に住宅があると、「○○コインランドリーの隣にあります」などご案内がしやすいといったメリットもあります。
住宅事業の成功に向けて
立地は集客・採用のカギを握ります。立地が事業の成功を左右するといっても過言ではありません。私たちはこれまでの実績と経験を踏まえて、市場調査をした上で事業が成功する立地をお客様と一緒に選定いたします。お客様の中には、元々所有していた土地で企画をする方もいらっしゃいます。新しい事業で活用したいお考えの方も、まずはお気軽にご相談くださいませ。
大学卒業後、株式会社CBホールディングスへ入社。 介護施設や個人宅への服薬指導実績を増やすための、地域連携支援や、WEBサイトやパンフレット制作等の、広報物制作支援に従事。 現在は株式会社CBリサーチにて全国のお客様と共に、新規事業の実現に向けて邁進中。